熱中症対策について

Posted on Posted in 審判 その他

選手、大会関係者並びに保護者の方々、各種審判員様

2017年度4月より新年度が始まり、各種で競技が開催されておりますが、天候や気温の変化が大きく、選手、大会関係者並びに保護者の方々への注意喚起が必要な時期となりました。

秦野市審判委員会としましても、大会関係者並び審判員より熱中症対策の注意喚起を行って頂きたく、ご参考までにご連絡いたします。

対象試合:11人制サッカー、フットサル、8人制サッカー、ビーチサッカー

WBGT=28℃以上の場合は以下の対応を行う。

1・2種…[Cooling Break※1] または[飲水タイム※2]を行う。

3・4種…[Cooling Break※1]を行う。

WBGT=25℃以上の場合

3・4種の試合は以下の対応を行う。

3種…[飲水タイム]を行う。

4種…[Cooling Break※1] または[飲水タイム]を行う。

※1:Cooling Break(クーリングブレイク)

前後半1回ずつ、それぞれの半分の時間が経過した頃に3分間の[Cooling Break]を設定し、選手と審判員は以下の行動をとる。
① 日陰にあるベンチに入り、休む。(直射日光を避ける)
② 氷・アイスパック等でカラダ(けい部:首・脇下・そ径部:足の付け根部分)を冷やし、必要に応じて着替えをする。
③ 水だけでなくスポーツドリンク等を飲む。(水分補給)

(スポーツドリンク等、水以外の飲料の補給については、飲料がこぼれて、その含有物によっては競技場の施設を汚したり、芝生を傷めたりする恐れもある。大会主催者が水以外の持ち込み可否及び摂取可能エリアについて、使用会場に確認をとって運用を決定するので、その指示に従って、飲水する。)

※2:飲水タイム

前後半それぞれの半分の時間を経過した頃、試合の流れの中で両チームに有利、不利が生じないようなボールがアウトオブプレーの時に、主審が選手に指示を出して全員に飲水をさせる。

飲水タイムは30秒から1分間程度とし、主審は選手にポジションにつくよう指示してなるべく早く試合を再開する。(飲水タイムは、あくまでも飲水のためである。)

飲水に要した時間は、「その他の理由」により空費された時間として、前、後半それぞれに時間を追加する。【各大会要領により変わる場合があります】

時間の経過にともなって環境条件がかなり変わった場合は、飲水を実施するかしないかの判断をハーフタイムに変更してよい。

以上 皆様のご理解と選手、審判員、保護者、大会関係者の方々の安全の為にご協力の程宜しくお願い致します。

秦野市審判委員会 委員長 荒井 裕介 2017.04.17